犯行後の検証写真など示す=秋葉原無差別殺傷−東京地裁(時事通信)

 東京・秋葉原で2008年6月、17人を無差別に殺傷したとして、殺人罪などに問われた元派遣社員加藤智大被告(27)の初公判は28日午後も、東京地裁(村山浩昭裁判長)で続いた。検察側の証拠調べが行われ、犯行後の現場検証写真などを法廷内の大型スクリーンに映し出した。次回公判は2月1日で、目撃者の証人尋問などが行われる。
 書証調べで検察側は、犯行後に行った現場検証の写真を使い、被害者が倒れた場所を説明。血だまりが残った写真もあり、事件の凄惨(せいさん)さをうかがわせた。犯行直後の現場写真52枚も証拠採用されたが、被害者に配慮し、大型スクリーンには映されなかった。
 加藤被告は軽く一礼して着席。無表情でスクリーンを見詰めていたが、後ろを振り向き、弁護人に話し掛けることもあった。
 起訴状などによると、加藤被告は08年6月8日、JR秋葉原駅近くの歩行者天国の交差点にトラックで突入。通行人をはねた後、ダガーナイフで襲うなどして7人を殺害、10人に重軽傷を負わせたとされる。 

【関連ニュース】
〔用語解説〕「秋葉原無差別殺傷事件」
「誰かに止めてほしかった」=返事なく、犯行実行
「大変申し訳ございません」=加藤被告、冒頭に謝罪
加藤被告「間違いありません」=弁護側、責任能力争う方針
「息子の人生返せ」=遺族、被告に変わらぬ怒り

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